皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
リュックを背負っていると「肩紐がずり落ちる」・または「リュック事落ちる」こんな経験ないでしょうか。
リュックの「肩紐」に関する悩みをまとめてみます。
あなたのリュックはなぜ 肩から落ちるのか
リュックを背負っていると肩紐がずれて落ちる・・・
何度も直す必要がありますし、めんどくさくて嫌ですよね。
主な要因として以下の3つが考えられます。
- なで肩が原因
- 服の素材が肩紐と相性が悪い
- 僧帽筋が発達しすぎている
それぞれ詳しく解説します。
なで肩が原因
一番の原因は「なで肩」と言えるでしょう。
ポイント
「なで肩」とは肩の位置が下がり、鎖骨の位置下がって見える状態です。
「なで肩」に見える人は、「猫背」になっていないかチェックして見ましょう。
猫背は頭が前に出て、肩が内側に入った状態です。
背中が丸まってないでしょうか??
最近はスマホやパソコンの使用により、「猫背」が増えていると言われています。
対策として「整骨院」に行くのが一番早いでしょうが、日頃から姿勢が悪くならないようにストレッチなどを心がけるといいかもしれませんね。
服の素材が肩紐と相性が悪い
もしかすると、リュックの「肩紐」と「服」の相性が悪いのかも知れません。
イメージでいうと「ナイロン素材」のダウンジャケットなど。
表面が「ツルツル」としているので、引っ掛かりがない為、肩紐がずり落ちやすいです。
特に冬のアウター着用時に多い悩みではないでしょうか。
僧帽筋が発達しすぎている
リュックが肩から落ちる人の中には、「なで肩じゃないのにリュックが落ちる・・・・」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
「なで肩」じゃない場合、「僧帽筋」が普通の人より発達しているという可能性もあります。
僧帽筋は首の後ろから肩・背中・肩甲骨・鎖骨へ広がる筋肉の事です。
特に首から肩の筋肉が発達しすると、肩が下がってしまう為、結果的に「なで肩」 と同じ状態になってしまいます。
まさに「これ」っていうツィートがあったので共有します。
男性は僧帽筋(首から肩にかけての筋肉)が発達しているので、「女性よりなで肩」なんですよ。なのでショルダーバッグはズレやすくて、嫌がる人がいます。
— ギャラクシー (@niconicogalaxy) December 12, 2020
もうすぐクリスマスなので、男性へのプレゼントにバッグを考えてる人は気をつけてください。 pic.twitter.com/bo6empEWKR
リュックがずれる・落ちるの防止策3選
いくつか要因がありましたが如何でしょうか。
ただ、「リュックがズレるから使わない!!」という選択肢はあり得ませんよね。
「なで肩」に関してはストレッチをするなど、予防策がありますが限界があります。
そこで「肩紐」に取り付けることで、「ずれる・落ちる」の対策ができるアイテムを3つピックして紹介します。
チェストベルトを装着する
チェストベルトとは、バックパックの肩紐を胸のあたりで互いに固定する為のベルトです。
登山用の大型バッグパックに最初から装着されている事が多いです。
効果として、「ズリ落ち防止・重さの分散・揺れ防止」など登頂時にありがたいことばかりです。
もちろん普段使いでも同じ事が言えます。
普段使いのリュックに、最初からチェストベルトがついてる事は少ないですが、「後付け品」販売されています。
肩紐がしっかり固定されるので、なで肩でもリュックが落ちる事がなくなります。
ショルダーパットを装着する
肩紐(ショルダーベルト)に巻きつけて使用する「ショルダーパッド」。
一般的には、肩への負担を減らすことが目的になっています。
ポイント
肩との設置面積を増やすことで、肩に掛かる加圧を軽減し肩への負担を減らします。
そんな「ショルダーパッド」ですが、滑り止め効果を謳ってるアイテムも多いので「ずり落ち」に効果があります。
肩への負担も軽減できて、ずり落ちも対策もOK。
リュックの悩みがまとめて解決できる嬉しいアイテムですね。
滑り止めシールを肩紐に貼り付ける
もし使っているリュックの素材がレザー(合皮を含む)だった場合、滑り止めシールを肩紐の裏面に貼り付けておくのはどうでしょう。
グリップ力がありズレが生じにくくなります。
好きな形にカットして、数枚貼り付けておくだけで違うかも知れません。
ただし、シールはレザーにも貼り付け可能となっていますが、床面(革の裏側)が未処理の場合、貼り付け不可となっています。
「毛羽立ちが」未処理の革には使用不可って事ですね。
貼り付けできるのは表面の質感が「ツルツル」した素材になります。
女性向けのリュックに多い印象でしょうか。
これは見た目を損なう事がないので、気軽に試せそうでいいですね。
まとめ
リュックの「ずり落ち」についてまとめてみました。
基本は「なで肩」が原因であることが多いのですが、「服との相性」だったり「僧帽筋」が原因の可能性もあります。
ただ、「チェストベルト」など簡単な装備を装着する事で、解決できる問題なので是非取り入れて見ては如何でしょう。
参考になれば幸いです。