ネットショップ 店舗運営

【偽通販サイト】詐欺通販 サイトの見分け方と通報先

2019年12月4日

皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
EC業界に携わる身として許せないのが偽サイトの存在です。

そもそも詐欺通販サイトとは


注文後荷物が届かない、届いたとしても偽物ないしガラクタが届きます。
不安になり業者に連絡を入れても返信なし、電話も不通。
いよいよ詐欺と気いた時にはすでに遅く、数週間程度で役割を終えたサイトは突如閉鎖します。

作りでいうと、丸パクリがほとんど。
ソースコード(WEBサイトの情報元)と画像すべてをパクって構築されています。
その為、一見普通のサイトに見えるのが厄介なところです。

今回お話しする詐欺通販サイトですが、独自ドメインECサイトのことを指します。

楽天やアマゾンの様なモール内で詐欺を行なっている業者も確認されておりますが、
一括りにしてしますと、話がややこしくなるのでそちらはまた別の機会にでも書きます。

それでは、詐欺サイトの特徴から確認していきましょう。

詐欺サイトの特徴

異常なほどの値引率

写真の塗りつぶられてるアイテムは有名ブランドの服です。
閉店するんですか?っていうほどのすごい値引率です。
60~80%OFF しかも店内全品です。
この時点で疑った方がいいです。

日本語がへん

自動翻訳ソフトでそのまま訳してきたような日本語の為、漢字が間違っていたり表現がおかしかったり。。。
例えば「365日受付」=「365天受付」等、漢字が中国表記になっているパターンが多くみられます。
少しでも不自然な日本語表記があれば、要注意です。

支払い方法が前払いのみ(カード使用不可)

完全にアウトだと思っていいです。
クレジットカード、代引きなどを認めておらず、支払いは前払い限定。
クレジットカード決済を導入するには、決済代行会社の審査が必要になるので判断の目安にしてもいいかもしれません。
詐欺サイトの中にはカード・代引き可と書いておきながら、決済画面で前払いを選択させるサイトもあります。

振込先がおかしい

 
振込先の口座名義人が個人名。
または運営会社(ショップ)の名称と口座名義が違う。
もう、この時点で怪しさ100%、絶対に振込んではいけません!!

連絡先が不明瞭

記載されているメールアドレスがフリーアドレスだったり、TELが携帯、
もしくは記載すらしていない。
連絡が取れるかは最初に確認をしましょう。

偽サイトの中には、実在する業者の電話番号とメールアドレスをそのまま使用する場合もあります。
それにより電話番号を乗せられた関係のない業者の元にクレームがいっしまうという、最悪の流れになってしまう事があります。

そもそも会社が存在しない

会社名、住所等を調べてみましょう。
ネット通販を行なっている業者なら、何かしらの情報が出てくるはずです。
何も出てこなかったら。。。まぁそういうことですね。

詐欺サイトの見分け方


詐欺サイトと安全なサイトの違いはなんでしょうか。
僕がモール以外の店舗で買い物する際、確認する最低限のポイントを解説します。

暗号化

まず、SSL化がされてるかどうかを確認しましょう。
SSLとは簡単にいうと、データ間通信の暗号化の事。
SSL化が済んでいないサイトの場合個人情報が暗号化がされない為、第三者に盗まれる危険性があります。
有料通販サイトの場合、確実にSSL化はされているはずです。

会社概要と決済方法

 
詐欺サイトの特徴で書いた事ですが、初めて利用するサイトの場合目を通した方がいいでしょう。
特に支払方法でカード払い、銀行振込、代引きの最低3つは揃ってるか。
連絡先はしっかり記載されているか、手数料は不明瞭ではないか。
以上のポイントをチェックしましょう。
 

お客様の声

詐欺サイトの場合載せてない場合が多いのですが(または偽レビュー)、
お客様の声があった場合は目を通しましょう。
評価が低い店舗には理由があります。

詐欺サイトの通報先

もし詐欺サイトを発見した、または被害に遭ってしまった場合の
相談、通報先についてです。
怪しいと思った場合、悩んでないで相談してみましょう。

まとめ

詐欺サイトについてまとめてみました。
ちなみに僕の知人が、詐欺通販サイトに騙された事があります。 

購入したアイテムは筋トレ器具、低下の80%OFFで前払い。
案の定商品の発送は行われず、苦情のTELをしたところ別の会社に繋がったそうです。。。^^;
警察に被害届を出しましたが尻尾が掴めず、泣き寝入りをしたそうです。

皆様も初めて使うサイトの場合、一度安全かどうかをチェックしてからお買い物を楽しんでくださいね。
お役に立てれば幸いです。

-ネットショップ, 店舗運営
-,