いやー参りました。
楽天の送料無料ライン統一の件、有無を言わさず決定になってしまいした。
2020年３月18日からスタートです。
楽天送料無料統一とは
以下、朝日新聞デジタルより引用させて頂きます。
楽天による「送料無料」の方針は、今年１月の三木谷浩史会長兼社長の発言で打ち出された。一定額以上を購入すれば送料を無料にする仕組みとされ、８月にはその価格ラインを「３９８０円」と発表。１０月末には「沖縄・離島等」のラインを９８００円とし、制度開始を２０２０年３月中旬にすると明らかにされた。
2019年８月頃、楽天から急遽発表があった送料無料ラインを統一するとの制度。
ざっくりまとめるとこんな感じ
- 全ての店舗の送料無料のラインを3980(税込)円以上に統一（沖縄・離島は税込9,800円以上）
- 対象となる配送方法:宅配便・小型宅配便・追跡可能メール便・メール便・コンビニ受取・ロッカー受取・郵便局受取・店頭受取
- 対象とならない配送方法:大型宅配便・クール便・国際配送（EMS）（FedEx）（SFエクスプレス）
- 3980円未満の送料設定は店舗ごとに自由設定可能
- 無料になった送料は楽天ではなく店舗負担
簡単にいうと3980円以上送料無料で全店舗統一します!!
という事です。
日程まで決定した模様です。
何がおかしいかって、赤字で書いてあるように無料になった送料を店舗が負担すると言ういこと。
おかしくないですか？？
これだけの大きな施策を導入するんなら、楽天側で送料負担してくれればいいのに。。。。
消費者目線でいうと送料統一はありがたい話
楽天は買い物するときに、確認しなければいけない事が多い。
というのも、楽天は店舗ごとに送料無料ラインが違います。
その為、決済直前まで行って思わぬ手数料が掛かったりして、買い物を中断するなんてのはよくある話。
おのずと手数料が分かりやすい、アマゾンに流れてしまうんですよね。
楽天で送料無料のラインが統一となった場合ユーザー目線で考えると、とてもありがたい。
どの店舗が送料が安いか、いちいち探さないで買い物が楽しめますからね。
楽天も勝算があっての今回の施策でしょうから、楽天全体の売り上げアップは見込めるのでしょう。
ですが、今回の施策に耐えられない出店者はどうなるんでしょうね。
ただでさえ楽天の月額利用料高いのに。。。苦笑
出店者は楽天とどう付き合えばいいのか
最近の楽天のやり方についていけなくなっている出店者さん、多いんじゃないですか？
実際僕の店舗もまだ、赤字には転落してないんですが、
本当ギリギリの経営状態。
売っても売っても楽天の経費で持ってかれる。。。
楽天でお買い物をするお客様は、結局楽天のお客様。
と言うことなんですよね。
なんのこっちゃ？？
って感じかもしれませんが、ようはポイント目当てのお客様が多いって事です。
楽天はイベント（マラソン、スーパーセール）のタイミングが一番売れる。
と言うか、イベントの時以外あまり売れない
店舗側はイベントのタイミングにあわせて、ポイント倍率企画やクーポンを打つ。
また、流入数が増えるタイミングなので同時に、広告も打つ。
これが毎月のルーティーン、だいたい月に２回ぐらい。
はい。。。。
ダメなルーティーンですよね。
でも売れるからやめられられない、やらないと売り上げ目標が達成出来ないから止められない。
悪循環ですよ。
ほとんどの売り上げが運用経費として楽天に吸い尽くされています。
現状に加えて、今回の送料無料ラインの統一による送料負担。
楽天の店舗経営はどこを目指せばいいのでしょうか。
今後について
僕の楽天の店舗では、取り扱っているアイテムを減らそうかと言う話が出ています。
販売価格が安いものは、販売サイトを絞り楽天では販売しないと言うことです。
あくまでプランの１つなのですが、まずは3/18日〜他のサイトの動向をみながら臨機応変に動きたいと思っています。
とりあえず楽天出店者の皆さま頑張りましょう!!
