皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
ネット通販で商品を注文後に住所の間違えに気付いたらどうしますか。
発送前・発送後それぞれの対処方法をまとめてみます。
毎年4月になると行方不明の荷物が続出する
ECディレクターとして働いてますが、毎年4月になると宛先不明の荷物が増えます。
理由はなんだかわかりますか??
感が鋭い人は分かりますよね。
理由は「引越し」です。
楽天やyahooに限らずですが、ネットショッピングをする時の住所が「旧住所」になっており、それに気づかず買い物してしまう人が多いのです。
では、注文後に住所の間違えに気づいたらどうすればいいのでしょう。
ショップやモール事に対応は異なりますが、楽天をベースに「発送前と発送後」それぞれの対応について書いてみます。
注文後に住所間違えに気づいたらどうすればいいのか
店舗への連絡が必要です。
その際、下記の情報があると問い合わせがスムーズです。
- 注文番号(楽天の場合下8桁でOK)
- 変更後の住所
準備が整いましたら、いざ連絡。
「発送前」と「発送後」では対応が違います。
それぞれ見ていきましょう。
発送前
お客様からの注文を確認し、出荷の準備を行っている段階です。
出荷の準備は大体こんな感じ、「ピッキング指示 → 受注処理 → 梱包 →発送」。
発送する前のタイミングで連絡を頂ければ問題ありません。
連絡が早ければ、早いほどありがたいですね。
(出来れば受注処理を行う前だと一番ありがたい。)
住所間違えに気づいたら、すぐに連配をしましょう。
メールでも構わないのですが気づかない可能性があるので、営業時間中であれば電話がいいです。
過去に「配送先変更メール」に気づかず、そのまま配送業者に集荷の依頼をしてしまったことがあります。
発送後
発送後のお届け先の変更は「転送」扱いになります。
転送とは荷物が当初の到着予定の場所から、別の場所へ送られる事です。
商品発送後はメールで伝票番号(追跡番号)が、記載されていると思います。
決済が完了している注文に関しては、配送業者に直接連絡して新住所に変更する事が可能です。
ただ、こちらの転送。
配送業者によっては断られたり、代引きの場合、変更受付不可だったりとルールが一律ではありません。
その為、間違えに気づいたら「早めに購入店に連絡して指示を仰ぐ」のがベスト。
店舗(依頼主) → 配送業者 への連絡の方がスムーズに話が進みます。
ただ、店舗により対応は異なる為、「配送業者へ直接ご連絡ください。」との回答が返ってくる場合もあります。
その時は、配送業者にお届け先変更のお願いをしましょう。
配送センターが変更になる場合、追加料金が発生する事があります。
問い合わせの時に一緒に聞いておけば安心ですね。
配送業者の転送サービス
住所関係でのトラブルで圧倒的に多いのが「番地抜け」です。
番地抜けの注文を頂いた時は出荷処理が行えない為、店舗側でお客様に連絡を入れる事になります。
で、次に多い「旧住所での注文」。
こちらは店舗側で確認しようがないので、連絡をいただけない場合通常通り出荷となります。
特に4月、引越しの後であろう時期に多く発生しています。
引越しの前後はバタバタしていますからね。
それを防ぐためにも、引越しが完了したら配送業者の転送サービスに忘れずに登録しましょう。
- ヤマト運輸 / 宅急便転居転送サービス
- 日本郵便 / 転居・転送サービス
- 佐川急便 / なし
それぞれヤマト、日本郵便共に登録から1年間、新住所にお荷物が自動で転送されるサービスです。
うっかりを防ぐためにも、引越しが完了次第登録を済ませておきましょう。
※佐川には残念ながら転送サービスが存在しないようです。
まとめ
宅急便の「住所間違え」についてまとめてみました。
住所を間違えてしまったら焦ってしまいますよね。
ただ、店舗側としてはこのようなトラブル(?)は、割と日常茶飯事なので連絡を頂ければ冷静に対処します。
とにかく、早ければ早いだけいいです。
旧住所が遠い場所だと、荷物はどんどん離れていきます・・・笑
落ち着いて連絡を入れましょう!!