皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
本日もパスケースについて書いてみます。
パスケース (定期入れ)のクリアポケットの穴、何で開いてるか知っていますか?
パスケースには穴がなきゃダメ?
「パスケースの穴って何の意味があるんですか? 穴がないと改札で反応しないんですか?」
実際にお客様から頂いた、お問い合わせ内容です。
初めてパスケースを購入するお客様の中には、穴の意味がわからないと言う人がいらっしゃいます。
お客様から頂いた質問にあるように、"あの穴がないと改札が通れないのではないか?"と勘違いをしている方がいらっしゃるようです。
まず、パスケースは穴がなくても反応します。
パスケースに入れるであろう、交通系ICカードは非接触型ICカードになります。
非接触型ICカードと言うのは、カードに組み込まれたICチップ内にアンテナが内蔵されており、微弱な電波を出しています。
その電波は穴がないからと言って、妨げられると言うことはありません。
むしろ、ICカードを複数枚入れる場合のエラーに注意をしたほうがいいです。
では、パスケースのクリアフィルムにあけられた穴。
一体なんの意味があるのでしょう。
パスケースの穴の意味とは
パスケースに開けられた謎の穴、なんの意味があるでしょう。
正解は「中のカードを取り出しやすくしする為」に開けれれています。
試しに親指を添えてみてください、指のサイズにピッタリではないですか?
カードをスライドするようにして、取り出すことが出来ますよ。
『な〜んだ、そんなことかよ・・・」
みたいな声が聞こえてきそうですが、この穴が開いてると意外と便利なんです。
と言うのは、パスケースに入れたICカードはチャージや更新の時でもないと、取り出す事も少ないですよね。
そうなるとクリアポケットとICカードが"ビタッ"と張り付いてしまいます。
地味な事かもしれませんが、真ん中に穴が開いてると空気が入るので張り付きにくくなる。
さらにスライドで簡単に取り出せます。
カードを取り出そうとした時のちょっとした、イライラが防げると言う訳です。
ちっちゃい事ですが、中々考えられてると思いませんか^^
まとめ
パスケースについて書いてみました。
ちなみにパスケースを製造する際の話、「穴を開ける = 工程が増える = 工賃が増える」 です。
似たようなパスケースがある場合、穴が開いてる方のパスケースの方が製造原価は高いかもしれませんね 笑
パスケースをお探しの際参考になれば幸いです。