皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
皆さんの使っているバッグの重さはどれくらいですか??
重たく感じたりしていないでしょうか。
快適に持ち歩ける「バッグの重さ」についてまとめてみます。
革のバッグは重い
僕は革屋の人間なので革バッグである事を前提に話を進めますが、革は重いです。
革以外でバッグに使われる代表的な素材の「ナイロン」と比べると、倍位重さが違います。
「重厚感を含めて革!!」と言えばそれまでなのですが、普段使いの場合、重すぎるバッグは少し考えてしまいますよね。
「このバッグ重いな・・・」
人それぞれ重さの感じ方は違いますが、革のバッグで「快適に持てる重さ」はなんグラムでしょう。
男性と女性 バッグを選ぶ時の重さの基準は
性別の違いでバッグの作りが変わってきます。
体型や体力も違いますから、一概に基準を設ける事はできません。
ただ、仕事中にバッグを色々と触っていると。
「これくらいが革バッグの重さの平均かな??」 という基準があります。
条件は「A4対応、本革のブリーフケース(ビジネスバッグ)」という事で話を進めます。
- 男性 = 1キロ前後
- 女性 = 800グラム前後
だいたいこの辺りが目安。
「重さの基準」としてバッグを探せば、外す事はないかと思います。
軽くも重くない、普段使いに丁度良い重さです。
700グラム以下の本革バッグは軽い
では、同じ条件でバッグを探した時に「軽い!!」と思えるバッグについてです。
それは「700グラム以下」です。
- A4サイズ対応
- 本革
- ブリーフケース(ビジネスバッグ)
人により重さの感じ方は違いますが、700グラムは軽いです。
700グラムというのは漫画雑誌(ジャンプやマガジンの事)とだいたい同じ位になります。
軽くないですか??
僕は仕事柄、様々なバッグを手にします。
「重厚感を含めて革」とも言えるのですが同じ形状で重さが違うと、「軽い方」のバッグに目がいってしまいます。
軽い革バッグをお探しの場合、「700グラム」を目安に探してみるといいでしょう。
500グラム以下のバッグを探す事ができます。
ナイロンと比べてしまうと革は重いです・・・
中身を入れた時の「総重量」を想像してから購入する
バッグを購入する時、失敗しない為にチェックをするポイントがあります。
- 想定する利用シーン (通勤・遊び 等)
- 中に入れる物
- バッグ本体の重さ+中身の重さ
上から順に追っていくイメージです。
例えば通勤で使用するバッグの場合、下記のように想像を膨らませます。
「通勤で使用するから"カチッ"としたレザートート 色はブラウン」
↓
「A4の書類とノートPC、お弁当箱を入れる予定」
↓
「バッグ本体が〇〇グラム 中身の重さが〇〇グラム 合計〇〇グラム」
と、こんな感じ。
中身が減らせない場合、"外身"のバッグを軽量化するしかありません。
毎日の通勤で使うとなると、少しでも軽いバッグの方が嬉しいですからね。
革の中で軽い素材はホースレザー(馬革)
「ナイロンが軽いのはわかるけど、本革のアイテムにこだわりたい・・・」
通勤など毎日使用する事を前提にした時、オススメな素材はナイロンです。
というのも、ナイロンは撥水性があり、革より軽いです。
ただ、お洒落なのはやっぱり革ですよね!! 笑
(完全に個人的見解です)
実は、革の中でも軽量とされる素材があります。
それが馬革「ホースレザー」。
馬革の最大の特徴は牛と違い運動量が違う為、余分な脂肪が少なく皮が薄い事です。
そんな原皮から精製される馬革は、キメが細かく軽く柔らかい仕上がりになります。
実際触ってみると分かるのですが「フワッ」とした質感です。
全体的に柔らかく軽い、どことなく暖かみがあります。
女性にもお勧めしたい素材です。
まとめ
バッグの重さについてまとめてみました。
バッグの重さで特に頭を悩ませるのが「通販でバッグを購入する時」ですよね。
仕事でお問い合わせをいただく事がありますが、重さは人により感じ方が違うので返答が難しいです。
上記の重さの基準は、実際にお客様に回答している例えになります。
お買い物の時にでも、お役に立てば幸いです〜^^