皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
靴のスムーズな着用に使用するツール「靴べら」。
皆様は携帯していますか?
靴べらの『持ち歩き』についてまとめてみます。
靴べらの携帯は必要か否か
「靴べら」は靴を履くときに用いられる、「ヘラ」のようなアイテム。
「シューホーン」とも呼ばれ、靴をスムーズに履く時に必要不可欠です。
一般的に「靴べら」の形状は2つあり
- ロングタイプ
- 携帯用
これら2つになります。
自宅や店舗に置かれている、いわゆる一般的な靴べらが「ロングタイプ」。
それに対して、コンパクトな形状でポケットに収まるサイズ感の「携帯用」。
「携帯用の靴ベラ」は必要性を問われると、必ずしも必要かどうか微妙な所です。
ただ、繊維素材が主なスニーカーに比べ、革靴は硬く伸縮性がありません。
革靴のかかとに指を入れてと履くと革が伸びてしまい、靴としての寿命が縮んでしまいます。
絶対に必要なアイテムとは言いませんが、ビジネスマンでしたら「見だしなみグッズ」の一つとして持っておいていいかもしれません。
靴べら(シューホーン)はどのように携帯するか
「靴べら」はどこに入れて携帯すればいいのでしょう。
ざっくりと「携帯方法」を分けると2パターン。
- ポケットに忍ばせる
- ナスカンでぶら下げる
それぞれ解説します。
ポケットに忍ばせる
ジャケットやスーツの内ポケット、またはバッグのポケット収納します。
この時、注意したいのが「靴ベラの厚み」です。
バッグのポケットに収納する分には問題ありませんが、スーツの内ポケットに収納を考えてるなら「シルエット崩れ」に注意しましょう。
靴ベラに用いられる主な素材は、「真鍮、革、ウッド、ステンレス、プラスチック」などなど、様々ですが「薄くても力を込めた時、割れない素材」を選択したいです。
ナスカンでぶら下げる
ナスカンがヘッドに付いてるタイプの靴べら。
「シューホーンキーホルダー」とも呼ばれます。
バッグの持ち手や、パンツのベルトホルダーにぶら下げて持ち歩きます。
シューホーンキーホルダーの中には、「キーリング」や「キーフック」がついているアイテムも多くみられます。
靴べらの使用頻度が少ない人は、普段は「キーケース」としてバッグから下げておけば、役立つこと間違いなしです。
携帯におすすめな真鍮製 靴べら(シューホーン)
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僕がおすすめしたいのは「真鍮素材」。
強度はステンレスに比べると劣りますが、靴べらとして使うには十分でしょう。
真鍮には「経年変化(エイジング)」が起きます。
革と同じで、生き物のように姿を変える素材の一つです。
注意ポイント
※表面の「仕上げ方法」によってはエイジングしない真鍮素材もあります。
使うほどに色が深くなり、光沢が霞んでいきます。
どんな素材かイメージできましたか??
折角携帯するなら、こだわりのアイテムを持ちたいですよね。
asoboze(アソボーゼ)
スーツやジェケットの内ポケットに収納するのにピッタリなシューホーンです。
薄型でヘッドの部分にクリップがついています。
ポケットに引っ掛ければ紛失防止に役立つだけでなく、さりげなく胸ポケットに刺しておいてもオシャレですね。
マット加工した表面仕上げで、「ホーニング加工」という技法で指紋がつきにくくなっています。
ビジネスシーンにもってこいのシューホーンですね。
コンドウ(Kondo)
とてもシンプルな「シューホーンキーホルダー」です。
素材は「変色止め」などをしていないスッピン、無垢の真鍮となります。
ポイント
「無垢の真鍮」とは革で例えると「ヌメ革」みたいな物です。
加工をしてない裸の素材になります。
「真鍮」は時間の経過と共に色が深く、全体的に黒ずんだ印象に変わります。
エイジング(経年変化)が楽しめる素材は、持ち手の使い方によって成長が異なります。
時間をかけて、ゆっくり楽しみたいアイテムです。
AGILITY(アジリティ)
靴ベラを革で覆った形状の「キーホルダー」になります。
3連キーフックが付いており、普通のキーケースとしても使用できます。
ベルトループに下げてもいいですし、ポケットに入れても便利ですね。
普段、靴べらをあまり使用しな人にもお勧めなアイテムです。
まとめ
靴べら(シューホーン)の携帯方法についてまとめてみました。
ちなみに、僕はノベルティで貰った「プラスチック素材のシューホーン」を使ってました。
なんで過去形かというと、割れたからです。 笑
キツい革靴で、思い切り力を入を込めたら真っ二つになってしまいました・・・
力が掛かる部分なので、素材選びは重要ですね。
参考になれば幸いです。