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【レディース向け】小銭入れがガバッと開く「ギャルソン長財布」の使い勝手について

皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。

小銭入れが「ガバッ」と開く長財布、「ギャルソン財布」の事をご存知でしょうか。
どのようなお財布が該当するか知っていますか?

今回は「ギャルソン財布」の特徴をまとめてみます。

ギャルソン財布とは

【レディース向け】小銭入れがガバッと開く「ギャルソン長財布」の使い勝手について

ギャルソン財布の「ギャルソン」はフランス語で「ボーイ・男の給仕」の事を指します。

つまり「ウェィター」さんの事ですね。

欧州のカフェやレストランでは、会計をテーブルで済ませることが多く、素早くテーブルの上で会計をする必要があります。

そこで活躍するのが、このお財布。
小銭いれに「大きなマチ」がついており、ガバッと大きく開くのが最大の特徴です。

テーブル上で手早く小銭を拾う為に、手が入りやすく、大容量で大量のお釣りが収納可能。

そんなギャルソンの為のお財布を総じて「ギャルソンウォレット」と呼ぶようになりました。

ポイント

日本のブランドで「コム・デ・ギャルソン」がありますが、今回のお話とは関係はありません。

ギャルソン長財布の形状

ギャルソン長財布の形状は大きく分類して2種類になります。

  • ラウンドファスナータイプ
  • かぶせ蓋タイプ

それぞれ特徴をみてみましょう。

ラウンドファスナータイプ

「コの字型」にファスナーが財布の周りを留める為、財布を完全に閉じることが出来るお財布になります。

「カード・現金が沢山持ち歩きたい!!」と言う人にオススメしたい形。
多少、無理に中身を入れてもファスナーで守られてるので問題ありません。

ただ、ファスナーの厚みも含めて他の財布に比べると、どうしても厚くなりがちです。

かぶせ蓋タイプ

最もシンプルな形状になり、パタンと蓋を閉じるタイプのお財布です。

「フラップ財布・見開き型」などとも呼ばれます。

ファスナーがつかないので、その分スリムなスタイルです。
ただ、ラウンドファスナーに比べると中身が入りません。

留め具(ホック)の形状は異なりますが、一般的にギャルソン長財布というと、かぶせ蓋のスタイルが認知されてるかと思います。

ヒロ

かぶせ長財布のイメージが強いですね。

ギャルソン長財布は使いやすい?・使いにくい?

ギャルソン長財布の形状を分類してみました。

では、使いやすさはどうなのでしょう。

大きく分けてギャルソン長財布の「メリット・デメリット」は以下の通りかと思います。

  • ギャルソン長財布のメリット:支払いがし易い・大容量
  • ギャルソン長財布のデメリット:分厚い・重い

それぞれ解説します。

ギャルソン長財布のメリット

ギャルソン長財布のメリットはなんと言っても「支払のし易さ」です。

「ウェイター」の為のお財布と言うだけあり、現金・カードへのアクセスを考えて設計されています。

ガバッと大きく開く小銭ポケットで、お釣りをもらった時もジャラッと放り込む形でOK。
ストレスなく、支払いを完了できるでしょう。

また、大きくマチを設けてるので収納力も◎

カードが多い女性には嬉しいポイントでは?

ギャルソン長財布のデメリット

では、ギャルソン長財布にデメリットについてです。

ズバリですが「厚み」だと思います。

それはギャルソン長財布が、革を複数枚重ねた複雑な作りである事が要因になります。

「ガバッと開く小銭ポケット」や「大容量のカードスペース」を設ける為、マチを重ねる作りなにり、他の長財布と比較するとどうしても厚みが出てしまいます

また、厚みがあると言うことは、財布本体に「重み」を感じるかもしれません。

おすすめのギャルソン長財布5選

ギャルソン長財布の「メリット」・「デメリット」はどうでしょうか。

最後にレディース向けのギャルソン長財布を5つ紹介します。

是非、参考にしてみてください。

ANNAK(アナック)

個人的に「ギャルソン長財布といえば?」で、最初に思いついたブランドです。

大正14年(1925年)東京下町で創業した、「三竹産業」が手がけるオリジナルブランド「ANNAK(アナック)」のギャルソン長財布になります。

作り込まれたお財布になっており、カード収納ポケットは驚きの19枚分!

また、大きく開く小銭ポケットの他、センター部分にもファスナーポケットが付いており小銭や小物が収納可能です。

「栃木レザー」を大胆に使用した、革好きには嬉しいギャルソン長財布です。

RafiCaro (ラフィカロ)

常に楽天ランキングの上位にいる、RafiCaroのギャルソン長財布です。

財布を開いたときにまず目につく、「蛇腹式のカードポケット」が10箇所。
しっかりカードを分けて収納する事ができます。

また、ポケットの下部分が小銭入れとつながっており、レシートと小銭を一緒に収納すると、小銭だけ下に落ちて分別される嬉しいギミックつき。

お札スペースも2箇所、フリースペース2、さらにフリースペース内にカードポケットが6箇所ありポケットの数は充分でしょう。


なによりこのお財布は、他の財布に比べて「安い」!!
これだけパーツが多い、本革製なのに「5,000円」〜は、なかなか凄いです。

ヒロ

「高見え」ってやつですね!!

genten(ゲンテン)

gentenのロングウォレットになります。

これぞ「ギャルソンウォレット」と言える、四方口式の小銭入れは大きく拡がり手が入れやすいです。

作りは割とシンプルで、フリーのオープンポケット2箇所。
その両面にカードポケットが付く形になります。

カード収納部分は全18箇所、充分ですね。
深さがあるので通帳も収納可能です。

こちらの「トスカ」はgentenの定番ラインとなる、エイジングが楽しめるイタリアンレザーです。
長く成長を楽しめそうなお財布です。

CYPRIS(キプリス)

色鮮やかな「キプリス」のギャルソン長財布になります。

キプリスといえば特許取得済みのカードポケット「ハニーセル」

見た目がハチの巣のような構造になっており、「ハニーセル」(はちの部屋)と命名されています。

財布を拡げると「ハニーセル」がひし形に財布一杯拡がります。
無駄なスペースがなくなるで、カードポケットは驚きの22箇所!!

カードの枚数が多い人にオススメしたい、ギャルソン長財布です。

Isola(アイソラ) 

イタリア・トスカーナの老舗タンナーTEMPESTI(テンペスティ)社の素材、「ホワイトワックス」を大胆に使用したギャルソン長財布です。

カードポケットは段違いに3箇所×3の計9箇所。
等間隔に縦に収めるので、パッと見でカードが探しやすい作りになっています。

重ねて収納すれば20枚前後は収納可能です。

深さがあるので通帳もOK。
こちらもボックス型の小銭入れの他に「ファスナーポケット」が設けられており鍵や切符の保管に使えます。

留め具が3段階で調節ができる金具になっており、中身が増えた時でもゆとりを持たせる事が可能

鮮やかな色使いで、気分も明るくなるお財布ですね!!

まとめ

小銭入れがガバッと大きく開く「ギャルソン長財布」についてまとめてみました。

キャッシュレス化が進み、「小さな財布」が人気ですが・・・やっぱり便利な長財布。

ファスナー・ホックとバリエーションがありますが、それぞれ「大容量」という特徴があります。

カードや小銭を沢山収納しても、パンパンにならないのは嬉しいですよね。

お財布選びの参考になれば幸いです。

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