皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
鍵の中でも小さい「自転車の鍵」。
紛失防止の為にキーホルダーをつけてる人も多いかと思います。
ただ、その「キーホルダー」紛失防止の役に立っていますか??
自転車の鍵は紛失しやすい
鍵の中でも特に小さい自転車の鍵。
バッグやパンツの「ポケット」にそのまま突っ込んでいると、なくしてしまいそうですよね。
今回は「自転車の鍵に取り付けるキーホルダー」と言うテーマで考えてみます。
ポイント
「キーケースにまとめる」・「財布に収納」など、方法はたくさんありますが、こちらの記事は「キーホルダー」に絞っています。
自転車の鍵に最適な「キーホルダー」とは
自転車の鍵に取り付ける「キーホルダー」を選ぶとき、注意るポイントは以下の3点です。
- 汚れに強い素材
- 走行中巻き込まれない大きさ
- なくさない(見つけやすい)
それぞれ解説します。
汚れに強い素材
自転車に乗る日が、晴れてる日ばかりとも限りません。
雨の日など、「悪天候の日」に乗らざるえない時もありますよね。
そうなると、自転車と一緒にキーホルダーも濡れる事になります。
その為「布素材」のぬいぐいるキーホルダーなどはNG。
水を吸って嫌ですよね。
後で持ち歩く事を考えてもオススメできません。
素材として水や汚れに強いPVC(ポリ塩化ビニル)等がオススメです。
走行中に巻き込まれない大きさ
これもキーホルダー選びの重要なポイント。
一般的に自転車の鍵は「前輪」か「後輪」についています。
※ワイヤー鍵(別体の鍵)の人は関係ない項目なので読み飛ばしていただいて結構です。
と言っても、最近は「前輪鍵」はほとんど見かけないですね。
一般的なのは、後輪をロックする「リング鍵」ではないでしょうか。
サドルの下についてますよね。
こちらの「リング鍵」、タイヤと距離が近いのでキーホルダーの大きさによっては干渉します。
それどころか、稼働範囲が大きいとスポークに巻き込まれる可能性があり危険です。
キーホルダーの大きさの目安として、「鍵と同等程度の大きさ」に留めとくのがいいでしょう。
なくさない(見つけやすい)
「なくさない」と言うのは、言い換えれば「見つけやすい」と言う事です。
落としてもすぐに見つかる。
または、落としても心配がない状態。
例えばこんな感じ。
- 落とした時、音が鳴る
- 落とした時、スマホに連絡が来る
- 落とした場所がわかる
一昔前の自転車のカギについてた「鈴」がいい例です。
音が鳴って、落下位置が分かりますよね
「鈴」もキーホルダーとしては可愛いのですが、現代は「鈴」よりも「スマートタグ」(忘れ物防止タグ)がオススメです。
自転車の鍵におすすめなスマートタグキーホルダー
世代により異なりますが、スマホの普及率は80%を超えており「アプリ」の使用も当たり前になっています。
そんな便利な時代だからこそ、「カギの紛失」のような不測の事態にはスマートに対応したいですよね。
そこでお勧めしたいのが「スマートタグ(忘れ物防止タグ)」。
鍵に「タグ」をつけて「アプリ」と連携するだけで鍵を探す事ができます。
外だけでなく、「家の中」で鍵を探し回ることもなくなりますよ。
では、いくつかオススメのアイテムを紹介します。
Chipolo(チポロ)
スマートタグの中でも特に小さい「チポロ」。
直径38mmと言う大きさは一般的な缶バッジ位の大きさです。
防水レベルは「IPX5」。
ポイント
※IPXは防水・防塵の等級を指します。
IPX5に該当するこちらのアイテムは「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」となります。
つまり、よほどの雨(嵐)でも問題ありません。
こちらもアプリで追跡するタイプで、追跡できる距離は約60m。
カラー展開は5色、シンプルな見た目なのでキーホルダーとして他を邪魔しないのがいいですね。
丸くて可愛いです。
Tile (タイル)
「スマートタグ」と言われて真っ先に思いつくのがこちらの「Tile(タイル)」ではないでしょうか。
シンプルなスクエアフォルムにボタンが一つと言う形。
こちらの「ボタン」が面白いポイントでスマホをなくした時、ボタンを押すとスマホから音が鳴ります。
つまり、双方向で鍵とスマホを探せます。
もちろん防水もしっかりとしたレベル(IP55)。
水没でもさせない限り平気です。
また、各種スマートスピーカーと連携可能なポイントも嬉しいですね。
ポイント
TileとMAMORIO(下記紹介)には、「みんなで一緒に探せる機能」が備わっています。
他のスマートタグユーザーが「落とし物」の通信圏内に入った時に「持ち主」に場所を通知する機能です。
ただ、他のユーザーに位置情報が表示される事はないので安全に使えます。
MAMORIO(マモリオ)
Tileと人気を二分するスマートタグが、こちらのMAMORIO(マモリオ)です。
「タグ」っぽい形が可愛いですよね。
MAMORIOの一番の特徴はアラート機能。
スマホとMAMORIOが一定の距離離れると「◯◯は手元にありますか?」と通知が届きます。
鍵の紛失を「事前に防ぐ」事が可能です。
こちらもスマートスピーカー対応OKです。
ただ、MAMORIOには「防水機能」がついてないんですよね。
これが痛い・・・
もし、キーホルダーとして使用する場合、カバーをつけることをお勧めします。
ちなみに「LIFEPOCKET」と言うメーカーさんが展開している革小物は「MAMORIO」が最初から内蔵されています。
これは普段使いにもオシャレですし、取り外しも簡単そうでいいですね!!
こちらはクラウドファンディングサイト「Makuake」で見つけました。
AirTag(エアタグ)
2021年4月30日に販売がスタートされました。
Apple製のスマートタグです、iPhoneユーザーにはこの一択でしょう。
iPhoneに最初から入ってるアプリ、「iPhoneを探す」がアクセサリーになったイメージ
です。
ざっくり言うと、「チポロ」と「タイル」のいいとこ取りしたスマートタグです。
サイズは約31.9mm×8mm(直径×厚み)と、500円玉を一回り小さくした大きさです。
「チポロ」よりも僅かに小さいです。
機能として凄いのが、世界中にいるiPhoneユーザーの力で紛失物を探す「Find My network」。
「Tile」の「みんなで一緒に探せる機能」のiPhone版だと考えればわかりやすいですね。
もちろん「防水」もしっかりしており「IP67等級」に適合しています(最大水深1メートルで最大30分間)。
普段使いは全く問題ありません。
アプリとの互換性を考えると、iPhoneユーザーはこちらを選択しておけば間違い無いでしょう。
AirTag単体では鍵に取り付けられないので、専用ホルダーに入れてあげましょう。
今後も「スマートタグ」は様々なメーカーが参入してくるかと思います。
鍵を持たない選択肢もありか??
話が今回の趣旨からズレてしまいますが、実は鍵を持ち歩かない方法があります。
iPhone 8などに搭載されていたTouch ID(指紋認証)。
この「指紋認証」が搭載されたワイヤーロックの事をご存知でしょうか??
指先が鍵の代わりになるので、鍵を持ち歩くは必要ありません。
鍵の「紛失問題」は万事解決!!と、言いたいところなのですが・・・・
レビューを見る限りではまだ穴が多そうな商品ですね。
「充電が切れた」とか「認証できなくて鍵が開かない」など厳しい声もあるようで・・・
新しい製品なので仕方ないですが、すぐに飛びつくのはリスキーですね。
自分の知る限り、2020年前半〜から指紋認証ロック増えてきたように感じます。
今後の制度アップに期待です。
ただ、意外なほど安い・・・(中華製だから?)
お試しで買ってみるのもありかもしれませんね。
まとめ
自転車の鍵に取り付ける「キーホルダー」をまとめてみました。
キーホルダーといえば「リールキーホルダー」や「カラビナキーホルダー」などがあるかと思いますが、それらは紹介するには面白みがないので、敢えて「スマートタグキーホルダー」に絞りました。
魅力的なキーホルダーは色々ありますが、自転車の鍵は小さいので「スマートタグ」の選択がお勧めです!!
参考になれば幸いです。