皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
最近は共働き家庭が増え、小学生くらいのお子さまが「鍵」を持ち歩くことが一般的になっています。
ただ、鍵の取扱いを巡り「外付けのキーケースは危ないのでは?」 との意見があります。
「子供の鍵の持ち歩き」について、考えてみます。
ランドセルに外付けキーケースは危ない??
メーカーにより異なりますが、最近のランドセルは「肩ベルトにDカン」がついています。
キーケースやキーホルダーが取り付けられると言う理由もありますが、「防犯ベル」が普及したことが要因と言われています。
また、昔はランドセルの横にしか荷物をかけるフックがなく、「体操着」や「上履き」を下げた袋が巻き込まれてしまう事故があったそうです。
そのような事例から、ランドセルは安全面に考慮し使いやすく進化してるようです。
そんな進化した「ランドセル」。
鍵はどこに取り付ければ良いのでしょう。
子供に鍵を持たせる時の注意点
キーリングなどで鍵を裸で下げると、以下のようなリスクがあります。
- 鍵っ子だとバレる可能性
- 紛失の可能性
それぞれ詳しく解説します。
鍵っ子だとバレる可能性
小学生が「自宅の鍵」を持ち歩いていることがわかったら、犯罪者にとっては「いいカモ」状態です。
それこそ、後をつけられて留守を確認されてしまったら「アウト」ですよね。
ランドセルに「あからさまなキーケース」を下げている小学生を見かけますが、あれでは「鍵っ子アピール」をしているのと同じですので、なるべくならやめた方がいいでしょう。
鍵を持ち歩いていることは、極力周りにバレないように収納するよう気をつけましょう。
紛失の可能性
特に低学年のお子様ですと、物の分別がつきにくく「鍵の管理」にリスクがつきまといます。
基本的にキーケースによく使われる留め具は「ナスカン」 になります。
↑↑こんなヤツですね。
ナスカンは簡単に外せますから、手が届く位置にキーケースがあったら触って遊ぶ可能性あり。
なるべくなら、普段触らない位置に収納した方がいいでしょう。
ちなみに、「キーケース」や「パスケース」を落とす人、大人でも多いです。
大体が、「パスケースの紐が切れて落とした」・「キーケースの金具が壊れて・・」などなど。
勤務先にクレームとして連絡を頂く事が多いです 苦笑
リールや金具は消耗品なので、絶対安心という事はありません。
安全を取るなら、バッグ内に収納した方がいいです。
子供に鍵を持たせる時のポイント
お子様に「鍵」を持たせる時、何に注意すれば良いのでしょう。
注意すべきポイントは以下の3つ。
- 住所と一緒にしない
- 目立たせない
- 落としても見つかる
それぞれまとめます。
住所と一緒にしない
低学年の頃は、持ち物を落としやすいです。
持ち物に「名前」や「住所」を記入している親御さんも多いのではないでしょうか。
ただ、鍵に住所は絶対NG。
悪意のある、第三者に拾われた時、家の場所がわかってしまいます。
犯罪に巻き込まれる恐れがあるので、鍵と個人情報が特定できる持ち物を一緒にする事は避けましょう。
目立たせない
最前提として、お子様が「鍵」を持っている事を人に知られたくない訳です。
それこそ、同級生にも知らせる必要ありません。
外付けのキーケースは便利ですが「鍵を持っている」と、即分かってしまいます。
キーケースを選ぶ時、目立つアイテムは避け、ランドセルと同色のアイテムを選ぶなど、目立たない工夫をしましょう。
防犯面が心配なら、面倒でも内ポケットに収納する方がいいでしょう。
最近のランドセルは内ポケット内に、「Dカン」がついてる物も多いです。
直接ポケットでは危ないので、伸縮する「リースストラップ」などで下げて、ポケットに収納すれば外から見えませんし、落とす事もないでしょう。
「鍵をランドセルに入れておくと、玄関前でもたついて留守を狙われ危ない」との意見があります。
こちらの意見も一理あると思います。
最終的にはお子様と話しあって、取り付ける場所を決定しましょう。
落としても見つかる
「外ポケット」でも「内ポケット」でも落とすときは落とします。
ただ、もし落としても見つかれば大丈夫。
「なくさない」と言うのは、見方を変えれば「見つけやすい」と言う事です。
落としてもすぐに見つかる、または落としても心配がないという状態。
予め、紛失しそうな持ち物に「予防線」を張っておきましょう。
鍵の紛失防止には「スマートタグ」をお勧めします。
鍵の紛失にはスマートタグで予防を
ここで「スマートタグ」ついておさらいを。
ポイント
スマートタグとはIoT技術(ネットと物が繋がる技術の事)を、利用した忘れ物防止ツール。
鍵や財布に「タグ」をつける事で、連動したスマートフォンのアプリに「現在地や忘れ物通知」を送信し「忘れ物を防ぐ」ことを目的としています。
世代により異なりますが、スマホの普及率は80%を超えており「アプリ」の使用も当たり前になっています。
そんな便利な時代だからこそ、「カギの紛失」のような不測の事態にはスマートに対応したいですよね。
気をつけてても、お子様は持ち物を紛失しがちです。
だからこそ、「スマートタグ」をお守り代わりに取り付けて、お子様の「持ち物」を見守ってはいかがでしょう。
まとめ
お子様の鍵の持ち歩き方法について、まとめてみました。
最近のランドセルは凄い進化していますね。
僕は30半ばなんですが、ランドセルの色も選択肢がなかったし、装備もほとんどついてなかったです。
「ブザーが必要」・「鍵の取り付け」など、子供を取り巻く環境が「昔と今で」だいぶ変わってきているので、それに合わせてランドセルも進化を続けています。
時代背景に合わせて、適切な「持ち物」を持たせてあげましょう。
参考になれば幸いです。