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【直し方】財布のスナップボタンがゆるい時の修理方法について【止まらない】

2020年6月5日

皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
本日も修理ネタを一つ。
フラップ式の財布に採用されている「ボタン」の修理方法についてまとめてみます。

スナップボタン(バネホック)について理解しよう


財布のフラップについている、「パチンッ」と開閉するあのボタン。

表記の揺れがありますが、「スナップボタン」や「ドットボタン」などが通称で、総じて「ホック」と呼んだりします。
財布についている、ホックは「バネホック」という名前。

主に財布やキーケースなどの、革製品に使われています。

オスとメスがある?


ホックには「オス」と「メス」があります。
見分け方は簡単で、凸となってるのがオス、凹となってるのがメスです。
正式名称は

  • オス(凸) = ダボ・ゲンコ
  • メス(凹) = バネ

になります。

この手の小さいパーツは、表記が統一されてなかったりするのですが「オス・メス」で通じます。
メーカーに修理を依頼する時、例えば・・・
「スナップボタンのオス側が外れてしまって・・・」

などと伝えれば、充分通じます。

金具類は消耗品だと思って良い

以前も書きましたが、革製品にとって金具類はあくまで消耗品に近いイメージです。

革はメンテナンスをすれば艶が出て"アジ"が出ますが、金具は使うほど消耗しいずれ役目を終えます。
金具はあくまでも財布を構成するパーツの一つ、交換してメンテナンスしてあげましょう。

財布のボタンが壊れた(緩い)時の対処法

軽症の場合、自分で修理ができます。

自分で修理を行う場合と修理に出す場合。
それぞれ書いてみます。

自分でスナップボタンを修理する場合


2つ方法を書きます。
どちらも簡単にできますが、自己責任でお願いします。

  • ①オスの向きを回転させる
  • ②メスの幅を調整

文字よりも画像のがわかりやすいかと思うので、実際に僕が使ってた財布で調整してみます。

①オスの向きを回転させる

必要なものはラジオペンチだけ。
オスの頭をペンチを掴み、半回転程度ゆっくり回します。
(※メスを回しても構いませんが、オスの方がペンチで掴みやすいです。)

目的はオスとメスの噛み合わせをずらす事。
ずっと同じ位置で開閉していると、金具(特にオスの方)が摩耗します。
そこで、摩耗した位置をずらした訳です。

財布を閉じてみて、締まり具合が変わったら成功です。

②メス(バネホック)の幅を調整


必要なものは細めのマイナスドライバーになります。
矢印の間にドライバーを差し込む事で、隙間を調整します。

緩い場合、矢印の隙間を拡げればOK。
つめ?(名前がわからんです・・・) に曲がりがある場合、真っ直ぐにしましょう。

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ちなみに僕の場合、①の方法で治りました。

ただ、①、②共にあくまで応急処置です
摩耗したホックはいずれ、完全に閉まらなくなります。
早めの交換をお勧めします。

それともう一度書きますが、自己責任でお願いします。

スナップボタンの修理はどこに持ち込めはいいのか

スナップボタンが緩い時、簡単な調整なら家にある工具でも対応できます。
ですが、摩耗が進んだ金具はもう寿命です。

騙し騙し使っていてるといずれ、本当に使えなくなってしまいますし、余計な出費が発生する可能性も・・・メンテナンスの時期だと思って修理依頼をしましょう。

ブランド直営店とリペアショップ、それぞれ違いをまとめます。

ブランド直営店

  • 同じ金具に交換して貰える
  • 混み具合により、納期が前後してしまう
  • リペアショップと比べると、修理代金はややお高め

まず、ハイブランド系のアイテム(ヴィトン、グッチ、プラダ 等々・・・)
これら、「ハイブランド」と言われる財布のボタンには、「ブランドロゴ」が打刻されている場合があります。

この打刻入りスナップボタンは一般に出回っていません。
(※ブランドイメージもありますし、安易に偽造品を作らせない為です。)

その為、完璧な修理を求める場合、直営店での修理が必要となります。

一般的に購入店でなくても持ち込みは可能です。
修理箇所ごとに一定の修理基準は設けてあるはずなので、気になる方は問い合わせてみましょう。

街のリペアショップ

  • スナップボタンは流通品(代替え品)での修理になる
  • 修理専門店に納期は早め
  • 料金が安い:1000円~3000円程度


「打刻とかいいから、早く安く直したい!!」

その場合、リペアショップがオススメです。
金具は代替え品による交換になりますが、用途は同じなので問題なく使えます。

なにより料金が安い。
スナップボタン交換で1000円前後〜が相場です。

こちらもピンキリなので問い合わせてみましょう。

もし、リペアショップをお探しならユアマイスターがお勧めです。

エアコン修理業者が中心なので目立ちませんが、カバンや財布のリペアも行っています。
全国300人〜の革職人さんに見積もりが取れるのでお店を探す手間もありません。

修理を考えてる方は「見積もり」を取ってみては如何でしょう。

まとめ

スナップボタンの修理に関してまとめてみました。

ちなみに例に出した、僕の汚い財布ですが・・(笑)

バイクに乗る時のお財布で、休日のみの使用。
大体、5年位でボタンが緩々になりました。

毎日頻繁に明け閉める人は、もう少し金具の寿命が早いかもしれませんね。
参考になれば幸いです。

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