皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
キーケースに財布の機能が一緒になった「ウォレットキーケース」をご存知でしょうか。
「持ち物が減り身軽に動ける!!」、と人気のアイテムです。
今回は「ウォレットキーケース」の魅力についてまとめてみます。
一体型アイテムで持ち物を減らす
ウォレットキーケース・キーウォレット・一体型キーケース・マルチキーケース(マルチキーポーチ)などなど。
表記の揺れがありますが、「財布」に「キーケース」が組み合わさった一体型アイテムを指します。
メーカーさんが商品につけた造語です。
特徴は「持ち物が減る」所でしょう。
財布にキーケースをひとまとめにすることで、外出時に必要な荷物を減らせます。
キャッシュレス化が進み、大きな財布が必要なくなった現代では、スマホさえあれば決済が可能。
「小さな財布」に「鍵」をまとめて収納するスタイルは今っぽいと言えますね。
ウォレットキーケースの選び方
「ウォレットキーケース」を選ぶとき、何を基準にすれば良いでしょうか。
簡単にですがポイントをまとめます。
- 素材はレザーかナイロンか
- スマートキーは収納可能か
- カードポケットは何箇所か
- お札は二つ折り? 三つ折り?
- 小銭ポケットは内側か外側か
素材はレザーかナイロンか
基本的にウォレットキーケースの素材は「レザー」か「ナイロン」の2択になります。
どちらが良いとかではなく、好みの問題になります。
用途にもよるので一概には言えませんが、ざっくりとした特徴は以下の通り。
レザー | ナイロン |
水に弱い 値段が高い フォーマル(?)キレイ目 重い | 水に強い 値段が安い カジュアルイメージ 軽い |
注意ポイント
上記は一般的な「レザー・ナイロン素材の特徴」になりあてはまらない場合もあります。
水に強いレザーなんかもありますからね。
例えば「ナイロン素材」で探す場合、「アウトドア系ブランド」がオススメです。
登山やサイクリング等、身軽に動きたい人向けに作られてアイテムは基本コンパクト。
軽量で汚れにも強く、値段の割に頑丈です。
ハードに使えます。
選択肢の一つにどうでしょう。
スマートキーは収納可能か
今や当たり前となった「スマートキー」。
割と大きいので、持ち歩きが面倒なアイテムです。
メーカーによりサイズは異なりますが、平均して縦幅6~7cm。
厚みを考慮すると、それなりのマチ幅が必要になります。
ウォレットキーケースの選択基準として、自身のスマートキーの大きさをチェックしましょう。
その際、必要なキーリングの数とキーフックの数も出しておくと良いですね。
カードポケットは何箇所か
ウォレットキーケースは財布としての機能があるので、「カードポケット」が設けられています。
ただ、長財布に比べると収納スペースは少ないので、「最低何枚のカードが必要か?」決めておきましょう。
後になって「カードポケットが足りない・・・」となりかねません。
ウォレットキーケースのカードポケットは平均で1〜3箇所。
後はカードを重ねて入れるスタイルになります。
持ち歩くカードが多い方には、少し物足りないかもしれません。
お札は二つ折り? 三つ折り?
当然お財布なので「お札」が収納可能です。
ウォレットキーケースの形状に関しては、後で詳しく解説しますが、基本お札を折る「折り財布」が該当します。
お札は「二つ折り」か「三つ折り」に畳んで収納する事になります。
どうしてもお札に「折り目」が入ります。
もし、折り目が気になる場合は「二つ折り収納」を選択しましょう。
「三つ折り収納」に比べれば、折り目がさほど気になりません。
「絶対に折り目がイヤ!!」という人は長財布一択ですね。
小銭ポケットは内側か外側か
小銭ポケットの位置一つとっても、利便性が変わってきます。
- 小銭ポケットが外側: 本体を開かずに小銭が取り出せる
- 小銭ポケットが内側 : 全体のシルエットがスリム
外側に小銭ポケットがついている場合、小銭のみが必要な時にメインフラップを開く必要がありません。
また、外にポケットがある分、見た目以上に小銭が入ります。
逆に内側に小銭ポケットがある場合、体積が少ないのでスリムなシルエットになります。
どちらが小銭が入るかと言えば「外側」ですが、見た目は「内側」でしょう。
なにを優先するかによります。
ポイント
ポイントとしてウォレットキーケースは「鍵」、「カード」、「小銭」、「お札」を収納するので、一般的な「三つ折り財布」に比べて、ぼってりとしたシルエットになりがちです。
僕は「収納力」よりスリムさを優先したいですかね。
ウォレットキーケースの形状
ウォレットキーケースは「財布」に「キーケース」を組み合わせた革小物の通称です。
冒頭にも書きましたが、表記に揺れがありますが明確な定義はありません。
どこのメーカーさんが先駆者なのかわかりませんでした。
キャッシュレスの時期から一気に増えたなーって感じです。
そんな「財布」に「キーケース」が組み合わさったアイテム。
ざっくりと3つに分類し、それぞれ紹介したいと思います。
- 三つ折りタイプ
- ファスナータイプ
- キーホルダータイプ
注意ポイント
「ウォレットキーケース」といっても定義が曖昧なので、今回は「キーフック」or「キーリング」がついた「財布」を対象として紹介します。
三つ折りタイプ
最もよく見る形になります。
「三つ折り財布」に「三つ折りキーケース」が組み合わさった「一体型革小物」です。
お札は「三つ折り」で収納する形になります。
キーフックがセンターについており、鍵の取り付けが可能。
留め具はバネホック(ボタン)式になります。
画像のイルビゾンテさんのウォレットキーケースで、カードポケットが2箇所。
外側に小銭ポケットが付いているので、本体を開かなくても小銭が取り出せます。
スマートキー用のキーリングが取り外せる、本革ウォレットキーケースです。
ファスナータイプ
「ラウンド・L字」と様々なファスナー形状がありますが一括りで紹介します。
まず、L字ファスナーのメリットは開閉が楽な所です。
ラウンドに比べ面が少ないので、その分開け閉めがスムーズになります。
また、ファスナーの厚みも一面減るので「薄マチ」に仕上げることが可能です。
逆にラウンドファスナーの最大の特徴は「容量」です。
三面をファスナーで抑えるので、中身が多くても無理が効きます。
画像の洛景工房さんの「SMART MOVE !」は、ラウンドファスナー財布にスマートキーが2本が入るウォレットキーケース。
おでかけの必需品が「ほぼ全部」入る。がコンセプト。
現代にピッタリの革小物ですね。
こちらはMakuakeで600万円を集めたアイテムです。
キーホルダータイプ
「キーケース」というより、「キーホルダー」に近いデザインのウォレットキーケース。
先端にスマートキーをぶら下げるキーリングがついています。
あくまでキーホルダー寄りのアイテムで、「最低限の小銭」と「小さく畳んだお札数枚」が入ります。
どちらかと言えば、「財布を忘れ時」や「非常時」に役立ちそうなアイテムですが、キャッシュレス化が進んだ現代では選択肢の一つですね。
ちょっとした外出時など、財布を持ち出すのが面倒な時に役立ちそうなウォレットキーケースです。
まとめ
ウォレットキーケースについてまとめてみました。
最近はキャッシュレス化から「ネックウォレット」や「お財布ポシェット」も定番化しつつありますね。
これらも「一体化アイテム」の一つと言えます。
一体化アイテムを持つ利点は、持ち物が減り身軽に動ける所でしょう。
最低限をまとめた、ミニマルなデザインが受けてるんでしょうね。
今後の「財布選びの」参考にいかがでしょう。
参考になれば幸いです。