皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
ショルダーバッグは両手が自由になる事から、男女問わず人気のバッグです。
ただ、「肩にベルトが食い込み痛い」との意見が挙がります。
対策を考えてみます。
ショルダーベルトが肩に食い込み痛い・・・
ショルダーバッグは吊り紐(ストラップ)で、肩から下げて着用するカバン。
「ボディバッグ」や、「サコッシュ」など形状は色々ありますが、どちらも肩から下げるバッグになります。
いわゆる「斜め掛けバッグ」ってやつですね。
そんな「斜め掛けバッグ」ですが、ベルトが肩に食い込み痛みがでてしまう事があります。
一番の要因はバッグの「中身が重い」事でしょうが、簡単に中身は減らせないでしょう。
では、どのように対策したら良いでしょう。
簡単な対策は肩とベルトの接地面を増やす
肩が痛くなる要因として、ベルトの幅が狭い(細い)事が挙げられます。
細いベルトで言うと、「革紐ベルト」や「チェーンベルト」など。
おしゃれだけど、長時間の使用は痛かったりしますね・・・
幅が狭いベルト程、肩に重さが乗っかってきます。
解決策としては、肩とベルトの接地面を増やしてあげましょう。
肩とベルトが触れる面積を増やし、バッグの重さを分散させて食い込みを防止します。
- ショルダーベルトを太いものに変更する
- 肩当て(肩パッド)を装着する
ショルダーベルトを太いものに変更する
ベルトが取り外し可能なバッグは、幅が広いショルダーベルトに交換するのもいいでしょう。
例えば、一般的なビジネスバッグのショルダーベルトは「幅38mm」が多いです。
なので、「50mmの幅広タイプ」を選択すれば、肩への負担も減るかもしれません。
ショルダーベルト選びの一つの参考にどうでしょう。
肩当て(肩パッド)を装着する
「ベルトが取り外せない」、「もっと気軽に交換したい」など。
そんな人は「肩当て(肩パッド)」を装着しましょう。
「肩当て」はショルダーベルトの肩の接地面に取り付ける便利アイテム。
ここからは、「肩あて」の選び方について書いてみたいと思います。
肩当て(肩パッド)の選択基準
肩当てを選ぶ時、注目したいポイントは以下の2つ。
「素材」と「留め具」についてです。
詳しくみていきましょう。
- 素材は「ポリエステル」or「レザー」?
- 留め具は「マジックテープ」or「スナップボタン」?
素材は「ポリエステル」or「レザー」?
一般的にビジネスバッグの肩当ては「ポリエステル(繊維)」素材の物がほとんどです。
ポリエステルは軽量で型崩れしにくい特徴があり、実用的な素材と言えます。
ただ、あくまで性能重視の為、見た目がイマイチな物が多い感じです・・・
正直カッコイイアイテムではないです。
あくまで「実用品」って感じ。
見た目にこだわりたり人は「レザー」で探してみるのも良いでしょう。
カラーも多いので、差し色としても良いかもしれません。
ですが、レザー素材の肩当てはどちらかといえば「見た目重視」です。
汗をかいたりしたら染みるし、軽量でもありません。
実用性は「ポリエステル」が上でしょう。
どちらを優先するかは、あなた次第です。
留め具は「マジックテープ」or「スナップボタン」?
肩当てに多く採用される「留め具」は「スナップボタン」か「マジックテープ」。
この2択が主でしょう。
楽に付け外し出来るのは、「マジックテープ」かと思います。
「スナップボタン」は「マジックテープ」と比べると、利便性は劣るでしょう。
ただ、それぞれ一長一短なので、どちらが良いとか正直ありません。
「マジックテープ」は音が苦手という人がいますよね。
逆に「スナップボタン」は見た目がカッコいいです。
好みの問題です。
僕は「スナップボタン」の方が好きですね。
カメラバッグ関連の肩当てが最強だと思う
「結局何が一番いいのか??」と、言う話になると思います。
一つの検討材料として「カメラバッグ関連のアイテム」はどうでしょうか。
機材を入れた時、5キロ〜の重さになる「カメラバッグ」。
肩への負担は、他のショルダーバッグの比ではありません。
それらを踏まえると、「カメラバッグ関連の肩当てが機能的には最強」ではないでしょうか。
「エアークッション入り」や「ラバー素材」など、肩をしっかりガードします。
重いカメラを携帯する事を想定してますから、普通の肩当てよりも考えられたデザインです。
ワイルドな見た目ですが、それを差し引いてもお勧めです。
このジャンルは一般的な皮革製造メーカーよりも、「カメラバッグメーカー」の方が強いイメージがあります。
肩当てを探している方は、「カメラバッグアクセサリー」から探してみてはどうでしょうか。
まとめ
「ショルダーベルトが肩に食い込む問題」について書いてみました。
問題解決になるかわかりませんが、肩こり辛いなら「斜め掛け」は止めるべきです。
僕も一時期ショルダースタイルでの通勤でしたが、満員電車内がどうにも辛かった為「バックパック」に変更しました。
両肩に重さが分散するので、断然楽です。
「肩当て」も解決方法になるかと思いますが、あくまで「重さの軽減」なので根本を解決するなら、持ち方を変える事も検討した方が良いかもしれません。
参考になれば幸いです。