皮革製造メーカーのWEB担当 ヒロです。
皆さまはお財布に「いくらまでお金を使えますか」??
財布の平均購入金額についてまとめてみます。
財布の平均購入価格とは
お財布の購入額に関する興味深い「プレスリリース」があったので共有します。
財布にかける予算はいくらか?
引用元:PRTIMES/(株式会社ライフアカデミアのプレスリリースより)
※ランダムに選出した20代〜60代の女性539名に対しアンケート調査
財布にかける予算は、全年代で10,000〜30,000円と答えた方の割合が一番多く、半数以上の方が30,000円以下の財布を使っているという結果となりました。
20代後半〜40代の方が高い財布を使う傾向がやや高いですが、そこまで大きな差は見受けられませんでした。
財布にかける予算は年齢に比例して上がっていくわけではないようです。
女性、539人に対してのお財布に関してのアンケート調査になります。
綺麗に統計が出ていますね。
このプレスリリースのデータをお借りして話を進めてみます。
財布の平均的な値段は1万~3万・・・だが?
上記のリリースでは「1万〜3万円のお財布」が一番多い価格帯となっています。
僕も業務上、財布の販売にも携わっておりますが、やはり「〜3万円」までのお財布が動きが良く感じます。
つまり、ざっくりと「3万円迄のお財布」が一つの指標とも言えます。
ただ、こういった平均値はあくまで統計であり当てはまらない事もあります。
- 財布の形状や素材ににより値段はピンキリ
- 年代別の平均予算は当てにならない
財布の形状や素材により値段はピンキリ
財布と一口に言っても形状は様々です。
「長財布」・「短細布」・「コインケース」などなど。
さらに細かく言えば、「かぶせ」・「L字」・「ラウンド」・「がま口」など口の形も異なります。
また、使用する素材によっても金額は変わってきます。
一般的に財布に用いられる素材は、「本革・合皮・ナイロン」辺りが主流かと思います。
値段の高い順に並べると・・・「ナイロン < 合皮 < 本革」。
※あくまで一般的な金額の順になります。
当たり前の話ですが、「形状」や「素材」により金額は大きく異なります。
年代別の平均予算は当てにならない
「当てにならない」と言うのはちょっと極端な物言いですが・・・
よくネットで言われている、「年齢が上がる事に財布のレベルを上げるべし」ってやつです。
これは年功序列が崩壊した日本では、少し厳しい例えじゃないかと思います。
平均賃金がほぼ横ばいですからねぇ・・・
残念ながら年齢が上がったからと言って=「金銭的なゆとりがある」とは限りません。
人により生活水準は異なります。
30代で「年収2000万」の人と「年収400万」の人に同じ「価格帯」の財布は勧めませんよね?
一括りに年代で区切って、平均を出すのは厳しいかと思います。
財布と平均年収の関係性
財布の購入金額に「年齢」は、ほぼ関係ありません。
関係あるとすれば、「年収」の方が大きいでしょう。
では、「財布の価格」と「年収の関係性」とはなんでしょう。
ネットで言われる噂話をベースに話を進めてみます。
- 「財布の値段の200倍 = 年収」??
- 【なぜか?】高い財布を持つ事のメリットとは
「財布の値段の200倍 = 年収」??
この「財布の値段の200倍が自分の年収になる」と言う法則(?)。
有名な話なので、聞いたことある人も居るのでは??
噂の出所を調べたところ、著名な税理士さんが提唱してる説みたいですね。
本も出版してるみたいです。
となると僕は年収800万かぁ・・・達成できてない 笑
科学的根拠はないでしょうが、「験を担ぐ(げんをかつぐ)」意味ではアリだと思います。
ちなみにゲッターズ飯田氏も同じ様な事を言ってるので、購入金額の目安にするにはいいのかもしれませんよ。
以下の章で、「高い財布を持つ意味」についてもっと砕いて話てみます。
【なぜか?】高い財布を持つ事のメリットとは
高い財布を持つ「メリット」はなんでしょう。
上に挙げた「年収の200倍ルール」など、「お金に関する噂」は複数存在します。
ただ、僕が着眼したいのは「耐久性」です。
財布は毎日持ち歩くものです。
それこそ「生活必需品」と言っても差し支えありません。
その為、下手に安い財布を購入してすぐにダメにするより、少し高い財布を購入して長く使う方がコスト的にも理想的ではないかと。
「安物買いの銭失い」って言葉がありますからね。
一概には言えませんが、「財布の値段」と「品質」はイコールで考えていいです。
同じ財布でも、高いなりの理由があったりします。
「素材」・「縫製」・「ブランド」・「デザイン」・「アフターフォロー」などなど・・・
決して、「ブランドの高級財布はいいよ!!」と言ってる訳ではありません。
財布は毎日持ち歩く物ですから、「少し良い物」を手にする事でモチベーションにも繋がるのかな?、と。
僕が考えるメリットは、「耐久性」と「モチベーション」ですね。
財布の購入価格の目安をまとめてみる
最初に断っておくと「財布の購入金額」と「年収」に相関性はあってないようなものです。
価値観は人それぞれですから。
「お金持ち」でも身なりに興味ない人、「貧乏」でもブランド好きな人。
本当にいろいろですよ。
身の丈に合わないとか、そんなの気にする必要ないです。
「好きな財布を自由に使えばいい」、と僕は思っています。
ですが、何事も周りの目が気になってしまうのが本音ですよね??
以下に、 簡単な表をまとめました。
僕が業務中に、「財布の売れ方」を見て感じた物です。
財布の価格 | 年収イメージ | 特徴 |
〜10000 | 〜200万 | 素材は合皮やナイロン素材が多い、ノーブランド系なら普通に買える |
10000〜30000 | 400万〜 | 日本の平均年収 財布でも一番売れる価格帯、基本的な国内ブランド財布がこの価格帯 |
30000〜50000 | 600万〜 | コードバン等、こだわった革財布を買うならこの金額帯からが妥当 |
100000〜 | 800万〜 | 生活にゆとりのある層 ハイブランドが好きな人 こだわりがある人 |
年収はイメージになってしまいますが、財布の価格に対して「手取り月収の10%」程度を目安に探してみるのはどうでしょうか。
例えば「400万〜」の年収を手取りに変換すると「約315万」。
月収に変換すると、おおよそ手取り月収は20万前後(賞与40万円×2回を含む)。
この手取りを12で割ると、月26万円となります。
26万円の10%=「26000円」。
「年収400〜」の人は「26000円」程度のお財布となります。
どうでしょうか。
なんとなく、イメージしやすくないですか?
一つの指標としてみるのもいいと思います。
まとめ
財布の購入金額についてまとめてみました。
財布は趣味嗜好が出るアイテムの一つなので、差が出やすいんですよね。
基本的には好きな物を使えばいいと思いますが、平均的な指標が「〜3万円」までの財布です。
後はご自身の収入に合わせて選んでみるのもいいですね。
参考になれば幸いです。